大方の予想通りで選挙の大勢が決した。まだ社会実験であるアベノミクスの結果が十分に出ていないので、今後に遅ればせながらでも良くなると信じられるかどうかが今回の争点だった。中間試験時点のこれまでの状況では、どちらともとれる結果だった。信じる側も、信じない側も証拠は出せなかった。審判結果は「信じられるだろう」となった。安倍晋三氏は自信満々で選挙に臨んだ。迷いがなかった分、安心感、頼もしさを与えたものと思う。別の他党の有力な選択肢がなかったこともある。
世の関心はどうだろう。未来はこれからの私達人間が、特に若い人たちが決めるものだ。池上彰氏のテレビ東京の選挙特番は面白いと思うが、それでもNHKと合わせても30%の視聴率(昨年の場合)にしか過ぎない。テレビでは見ないとしても、ではツイッターやフェースブックで若者たちがそんなに盛り上がっているかというと、やはりサッカーのワールドカップなどの時とは違うように思える。
投票に行かなかった人は、現状に消極的賛成、現状肯定をしたことを意味しているととられられる。彼らが本当に支持したかどうかは別として、内心で「いかない」と以前より決めていた(目的論)のではないか。大義がなかったとか、争点が不明瞭だからとかの後付けの理由(原因論)はあるだろうが、自分自身でも気づかないこともあり、投票に行かなかった理由を掘り下げて聞いても無駄だろう。
そうだとしても、格差の開いていく日本社会の現実において、「あなたは本当にそれで良いのかい?、あなた自身はどちらになると思う?」と言いたい気持ちはあるのだが、それは彼らの課題だ。もう旧世代になりかけている自分は、できるだけの努力をして、その後は結果を受けとめるだけだ。ぜひ、与党は公約通り2年間で成果をゆきわたらせてほしいものだ。てか、私達も与党だけに人ごととして丸投げするのでなく、決定された事実をできるだけ受け容れ、皆で明るい未来を作り上げていかねばならない。もちろん、私も応援はするつもりでいるけれども・・。

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photo by MIKI Yoshihito (´・ω・)